ベッヒャー派の写真集を眺めているとMAX COOPERを聴きたくなる。
ミニマルなフレーズを類型的に発展させていく手法がベースとなっており、
タイポロジーを軸とするベッヒャー派の写真と相性が良くて
当然といえば当然かもしれない。
今回初めてMAX COOPERのアナログレコードを買った。
『ONE HUNDRED BILLION SPARKS』
デジタル配信では何度か聴いているのだが、
アナログレコードでは音色の彩度が濃く、
音像が熱く前に出てくる。
CDの方が聴きやすい音源も少なくないのだが、
質の高いマスターをプレスされたレコードは格別だ。
新譜のレコードにはデジタル音源をダウンロードできるコードが記されたカードが同梱、
アナログレコードを買うとデジタル音源がオマケで付いてくる事は珍しくない。
MAX COOPER 『ONE HUNDRED BILLION SPARKS』も例に漏れず
デジタルのオマケ付き。
安いバーゲン品と言っても新品、ダウンロードカードもキッチリ入っている。
ところが指定されたアドレスにアクセス出来ないんだなぁーこれがw
音の鉱脈を辿るには配信サービスのブラウザーが優れており、
アナログレコードより接する時間は圧倒的に長い。
とくに作業用のBGMはハンドリングの良い配信に限ると思う。
配信サービスで聴いて気に入ったらアナログレコード買うという
購買パターンは無駄と言えば無駄に違いないが、
昔のジャケ買いに比べると遥かに無駄は少ない。
「CD家にあるやん!」と目敏い家人からのツッコミは痛いところであるが
今後、CDとレコードが被ることもそれほど多くはない、、筈w
【9月11日 AFP】米国内のレコードの売り上げが30年以上ぶりにCDを上回ったことが、
全米レコード協会(RIAA)が10日に公表した報告で明らかになった。
今年上半期のレコードの売上額は2億3210万ドル(約246億円)と、
CDの売上額1億2990万ドル(約138億円)を大きく上回った。2020/09/11
この記事にはちょっと驚いた、、、。
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