鳥人の翼 In order to get

ReasonでMIDIフットコントローラーを使う  <その2>

前回の続き・・・

L-7のナット交換とTelecasterのネック調整をリペアに出し、後日引き取りに訪れたところ
店のリペアマンに「2本のカスタムショップ製、共に虎杢が見事ですね、鳴りも流石です」
などと言われ、社交辞令半分とは分かりながらもリップサービスにニマニマ上機嫌w

L-7もトップ落ちの気配は全くなく、力木の緩みもないとのことで一安心。
買って半年のTelecasterはネックの反りはないものの、軽くフレットを擦り合わせし水平精度を高めてもらった。


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メインで使ってるギターが不在中、友人が置いていったシェクターのテレキャスタイプを弾き倒す。
さすが、ここまで暑いと外出する気にもなれず、
この機会にReason8から搭載されたアンプシュミレーターsoftube guitar ampにフットコントローラー
をマッピングし、いろいろと試行錯誤してみた。
数多いアンプシュミレーターの中においてもクリーントーンの完成度は群を抜く、
粒立ちが細やかでレンジも広い。
デフォルトでのドンシャリ傾向は気になるが、中域をブーストすると好みの音に近づいた。

softube guitar ampは他のアンプシュミレーターを使っておられる方が見れば、
あまりのシンプルさにびっくりするかもしれない、
というのはギターエフェクター類は一切付属せず、アンプヘッドが一点あるだけなのだ。

しかしReasonにはギター専用ではないが魅力的なエフェクトは多数揃っており、
ルーティングの自由度もかなり高い。
これらディバイスを使いこなせばサウンドメイクに不自由することは無い。
ただSTOMPBOXの使いこなしとは若干作法が異なるので違和感を感じるギタープレイヤーも多かもしれないね。


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ギターアンプのテンプレートは幾つか作ったが、一番よく使うのが下記の構成である。
簡単に説明すると、

コンビネーターから前段にコンプレッサー・イコライザーを経由した後にエフェクターのルーティングを組む。
1)クリーントーン(ショートディレイ)
2)クリーントーン(コーラス/フランジャー)
3)クランチ・トーン(ショートディレイ)         ブーストON            
4)オーバードライブ (ショートディレイ)      チャンネル切り替え   

これらをMIDIフットコントローラーで切り替えて使用。
コンビネーターのスマートボタンは複数のマッピングが可能なので、
1をONにすれば、2、3、4をバイパスすることや1+2とか、組み合わせは自由自在である。
簡単に言えば、エフェクトボードのルーティングに使うMIDIスイッチャーと同様の働きをしてくれると
言うことだ。
さらにWAHペダル効果を出すパラメトリックEQ、後段のコンプレッサー・イコライザーを経由して出力している。


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Line6からsoftube guitar ampに変わってWAHペダルが無くなったがWAHペダルの仕組み自体は至って簡単、
バンドパスフィルターのFreqをペダルで可変しているだけだからパラメトリックEQを使えば
簡単にWAHサウンドを再現できる。

Qの山加減や設定数値は添付画像の通りであるが浅くかけたり深くかけたり等、設定変更も可能、
踏み始めと踏み切ったときのWAHのかかり加減をCombinatorのプログラマーで数値入力するのだが、ココがミソ、
ギターの音域外のFreqを動かしてもペダルの遊びが増えて使いにくくなるだけなのだ。


よく言われるようにアンプシュミレーター+モニタSPの音は薄味で、美音ではあるものの存在感に乏しい。
音が悪いという意味ではなく、ひじょうにハイファイ感あるオーディオ的な音という印象を抱く。

たとえばディレイやリバーブ等、空間系エフェクターでの透明感溢れる音は、
どう頑張っても真空管のギターアンプで太刀打ちできるものではないだろうし、
小音量でも箱鳴りを伴う臨場感をもって鳴らせるアンプシュミレーターは夜間に重宝する。
音場を自由に設定できるのでヘッドホンとの相性も抜群。

ただ、凝れば凝るほど嘘臭い音になるような気もするし、
リファレンスがハッキリしない拠り所の無さを感じることも少々。

今日も大阪は36度の猛暑日、さすが真空管焚かしてギター鳴らす気にもならず、
アンプシュミレーターで涼しくエコ・デジタルなのでした。

















by ken_kisaragi | 2016-08-05 00:17