鳥人の翼 In order to get

Upgrade to Reason 9

DAWソフトのバージョンアップは専門筋の評価を参考にし、ちょっと間を空けてから導入することが多いが
今回は発売開始の翌日にReason 9へバージョンアップしてみた。

待ち望んでいた機能が付加されたわけではないが、
繰り返し当ブログのネタにさせてもらったので知らん顔も出来ない。(笑)
今回の目玉は Playerという演奏補助的な3つのディバイスと、ようやくPitch Editが装備されたことだ。


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Pulsar Dual LFOがオマケで付いてくる



10日ほどしか使っていないが、俺的主観で簡単に説明すると、、、

<Dual Arpeggio>
ポリ対応のアルペジエーターが2つ1組になっており、それぞれが個別に分散和音を組むことができる。
基本的にはマルチシーケンサーをペアにしたものであるが、
巧みなインターフェイスデザインにより素早く直感的に操作できる。
複合的なリズムパターンや、ベースラインをセットで組むことも簡単、
4ポリなのでコードバッキング的なリズムシークエンスを組むこともたやすい。
いかにもプロペラらしいセンスに満ちた素晴らしいディバイスである。

<Note Echo>
リピート音のボリュームとピッチをグラフィカルにステップ単位で操作できるディバイス。
トリガーした音を指定した音程でリピート(テンポシンク可能)されるディレイは珍しくないが
Dual Arpeggioと同様、インターフェイスデザインが優れており、操作しやすい。
常用することはないだろうが飛び道具的に使うには面白そう、
ただ、使いこなすにはそれなりのアイデアが必要なディバイスとも言えるかも。

<Scales & Chords>
コードの転回や9度音程の付加、メジャー・マイナーの切り替えやオープン、クローズボイスの設定も簡単で
「いいなぁ~」と一瞬思った、
しかしトリガー・キーに対しコード構成音を自由に設定する機能が備わっていないのだ。
当然オルタードテンションを絡めたり、セカンダリー・ドミナントを含むカデンツには対応できないのでコード進行の自由度は著しく低く、3点セットのベースとなるディバイスだけに残念感は大きい。
Cubaseのコードアシスタントレベルの機能は望まないが、
せめてLogic Pro Xのコードトリガー程度の機能はもたせて欲しい。



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<Pitch Edit>
ようやくReasonにも搭載された機能であるが、後出しにも関わらずサプライズは何もない、
しかし他DAWでエディットしてインポートする、という手間が省けるのだから贅沢は言わないでおこうw
まだ充分に使い込んでいないけど、Reasonのタイムストレッチ機能は優秀なのでPitch Editも同様に期待をもてそうだ。


その他シーケンサー画面での操作簡略化やスキン変更等、細かなバージョンアップを含んでおり、
<Scales & Chords>をスルーしても、バージョンアップ料金$129はとても良心的なバーゲン価格、
Dual Arpeggio、Note Echo、Pitch Edit、この3つだけをピックアップしてもお買い得感はかなり高い。
加えてバージョン6.5に引き続き Pulsar Dual LFOがオマケで付いてくるのだ!

しかし相変わらず、軽快に動くね。
ともあれ、これほど安定強固で軽くサクサク動くDAWを自分は他に知らない、
OSのバージョンアップの都度、バグが顔を出すDAWも多いが、とにかくReasonの信頼性は並外れて高い。
ReWireホストになれるDAW使ってる方は、総合音源としても使えるので試してみても損はないかと思います。
けっこう面白いですよ。














by ken_kisaragi | 2016-07-02 01:18